てtoて

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うつ病だから旅行に行っちゃいけないって誰が決めたの?

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うつ病になってからというもの、定期的な病院と家の往復しかほぼしてません。

 

他に外出するといっても、土日に日用品の買い出しぐらい。平日は一日中家にいます。

 

そんななか、ネットでこんな言葉を見つけました。

 

 

うつ病で休職しているときに、旅行に行ってはいけないのでしょうか?』

 

 

この言葉を見て、実際にうつ病を患っている一人として、わたしなりの考えを書いてみたいと思います。

 

『病気』の時は安静にしていなきゃいけないという先入観

わたしもうつ病が発症した当初は、大人しく過ごさなきゃいけないって思ってました。

 

体もきついし。何もする気になれないから。

 

それに、健康な人からすれば旅行に行くなんてありえないだろって思うはず。

 

誰かから言われたとかは全くないのに自分の中でそう思っていたために、普段の外出も遠出することには遠慮がちでした。

 

立ち止まって考えてみたら、おかしいと思った 

何もしない毎日を振り返ってみて思ったこと。

 

それは「自分で自分の行動範囲を狭めてしまっていたら、いつまで経っても行動できるようにならないんじゃないの?」って。

 

うつ病を治すってことは、元通りの生活を送れるようになるということ。

 

旅行に行くっていることも、その中に含まれるはず。

 

 

そもそもうつ病の人は旅行に行っちゃいけないって誰が一体そんなことを決めたのか?

 

誰も決めてないよね。

 

そう思ってからは旅行に行ってもいいんじゃないのと思う考えに変わりました。

 

旅行に行くのだってリハビリ

もしかしたら旅行に行ったとしても、体調が悪くなるかもしれない。

 

体調不良のきつさの差でしんどい思いをするかもしれないけど、そういうのを乗り越えないと今の世の中の理不尽なことに対処できるなんて到底思えない。

 

旅行に行ったって全く楽しめないかもしれないけど、それはまだそんな状態なんだって自分自身で気づくことができる。

 

 

まとめ

旅行中にきつくなったって自己責任なんだから、他人がどうこう言う筋合いなんて元々ない。

 

旅行に行きたいって思えば行けばいい。

 

できることから始めていけば、少しずつ元通りに近づいていく気がする。違うなにかもやろうって気になってできる気がする。

 

 

普通の人からしたらありえんて思うかもしれないけど、うつ病になって回復してきて思うのは、うつ病になる前のようにハツラツとして元気に過ごしたいって気持ち。

 

甘えだとかは言わないでほしい。絶対に。

 

気晴らしの旅行に行ったっていいじゃないの。