こんにちは、もなりんです。
みなさんは『リーマンショック』覚えていますか?そのとき、何をしていました?
約10年前の話ですが、2008年、わたしは新卒で今の会社に入り右も左も分からない中、日々仕事を続けてました。
当時は会社の賞与も過去最高など経営状況が良かったと思います。(新卒の冬で手取り50万だった気がする)
そして、年が明け2009年。これまで通り仕事をしている中で、日常的に更なるコストダウンの指示や売上目標を下げるといった耳障りが良くない言葉が少しずつ飛び交うように。
そんな中、普段新聞も読まずニュースも見ない新入社員でも、世の中の景気がものすごく悪くなっていることに気づきました。
新年度を迎え、会社も対策を打ち従業員にもその不景気の波が降りかかってきました。
そのとき起こったこと
1、残業禁止
業務上やむを得ないものはしょうがないとしても、基本的に残業は禁止になりました。
2、臨時休業
これは会社自体が休みになるんじゃなくて、社員が強制的に休みを取らされるもの。
一応給料の9割補償なので、イメージとしては強制力がある有休みたいなもの。
3、予算実行の凍結
資格取得のために計画していた講座受講などは、基本的に受講できなくなりました。
消耗品もなるべく購入は控えるよう言われてました。
4、ボーナスの大幅減額
会社としても先の見通しを立てることがものすごく難しかったため、前年の半額ぐらいに減りました。
5、仕事量の減少
明らかに業務の量が減ったので、暇を持て余してました。
6、全派遣社員の契約終了
仕事量が減るにつれて一人、また一人と派遣社員が辞めていきました。
全員で7人が一気にいなくなりました。残ったのは社員のみ。
そのとき感じたこと
テレビのニュースでも毎日のように景気がものすごく悪い報道がされていましたし、上司や先輩も覇気がなく、会社の雰囲気もものすごく暗かったです。
まだ入社1年目での出来事でしたのでそこで辞めるなどの選択肢はありませんでしたが、この状況が続いていけば本当に会社がつぶれるのではないかと思ってました。
転職しようと思ったところで、ほかの会社も景気が悪かったはずですから。
今となっては経験してよかったなと思いますし、次に景気が悪くなった会社に頼ることなく生きていく手段を考えて行動に移すと思います。
会社はつぶれないなんてことはないと思えるようになったらから。
ある程度は景気に左右されてしまうかもしれませんが、会社にしがみついていくことはせずに、しっかりと自立して生きていく必要があることを学びました。