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うつ病患者が久しぶりに飲み会に行った話

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こんにちは、もなりんです。

 

先週末に大学の後輩が飲み会を開いてくれたので、気晴らしも含めて参加してきました。

 

もちろん、うつ病のことは隠して。

 

前回参加した飲み会が1年以上前なので、うつ病になってからは初めて。

 

わたし以外は参加者が全員後輩でまったく気を遣う必要はなかったのですが、今まで経験したことがない飲み会でした。

 

そこで、飲み会に参加したことで感じたことをお話しします。

 

飲み会に行くまで

人の多さに戸惑う

混雑しているわけではないのに、人が多くいる状況にソワソワしました。普段ずっと家に居るので多くの人を見ることすらないからだと思います。

 

体調の心配

目的地まで体調が突然悪くならないか心配でちゃんとたどり着けるかどうかかなり不安でした。飲み会に参加する前から消耗しました。

 

飲み会に参加して

感情表現ができない

久しぶりに会っても嬉しい感情が出せませんでした。出せなかったというより、出てこない。

 

場に溶け込めない

うまく溶け込めない。久々に大人数と接するとこうなるんでしょうね。

 

言葉が出てこない

まったく言葉が出てきません。自分が何を言おうとしているのかも、頭の中で浮かびません。何を話していいか考えることができない、まさに無の状態でした。

 

喋れない

喋らないじゃなくて喋れません。うまく言葉が出てこないから。

 

静かなので大人になった扱いされました。後輩から。落ち着いて見えたんだと思います。

 

酒が飲めない

薬を飲んでいることで長らく酒も飲んでいなかったので、まったく飲めない。理由は言えないから歳のせいにしました。

 

リアクションできない

先月誕生日だったのでサプライズをしてもらいましたが、まったくリアクションができなくてプチパニックでした。

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家に帰って

生活リズムが狂う

いつも寝てる時間に帰宅しました(0時すぎに帰宅)。生活リズムが狂い始めます。

 

寝れない

帰宅してすぐに寝ようとしてもまったく寝付けませんでした。(寝付けたのは3時ごろでした)

 

翌日の心配をする

翌日はしんどいと覚悟をしなければいけない。

 

しんどくなくても起きたら昼過ぎの可能性もあるからがっかりしない覚悟が必要。(結局起きたら昼過ぎ)

 

家のすばらしさの再認識

やっぱり自宅がいいって再認識しました。慣れてるし外出先でトイレの場所を探さないといけないとかの不自由がないので。

 

いいことはあったのか?

ここまで書いてきたことは悪い面ばかりでしたが、メリットもありました。

 

それは、ほぼ聞き役でしたが人と話せたことです。

 

それと、ずっと家に居ると自分の体調がいいのか悪いのかしか分かりませんが、人と接することで普段は分からない自分の状態を知ることができました。

 

最後に

結果的にうつ病になる前と比べたら、異常に疲れた飲み会でした。

 

けれども、行ったことにはまったく後悔していません。

 

普通に人と接するには乗り越えなきゃいけないハードルがあったことが分かったからです。

 

これまでは家に引きこもりがちだったので、体調がよく機会があれば少しずつですがまた参加していこうと思います。

 

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